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正妻 慶喜と美賀子  林真理子  2014.2.21.

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2014.2.21. 正妻 慶喜と美賀子  上・下
著者 林真理子 『14-02 野心のすすめ』参照
発行日           2013.8.2. 第1刷発行 発行所講談社
初出 2011.12.13.~2013.12.9. 信濃毎日新聞他に連載
1.公家の少女 1852年(嘉永5年)のこと 5摂家の一段下の清華家(雅楽(琵琶)の家)である今出川家の娘・延(18歳) ⇒ 母は西陣の織り元の娘で、行儀見習いの時に当主の手がついたので、身分が低いため側室になれなかった 鷹司と並ぶ公家きっての実力者・正二位権大納言一条忠香の姫・千代が慶喜と婚約 慶喜の母親は有栖川から輿入れ 有栖川の若殿は和宮と婚約 今出川の当主で延の兄・実順(さねあや)が、関白・鷹司政通の娘・美津子と婚約 ⇒ 今出川は鎌倉の後期に西園寺家より分家
2.突然の婚約 延は一条家の養女に ⇒ 千代姫が疱瘡にかかり顔がいけなくなったための身代わりとなるが、異例の育ての乳母を一緒に連れて行くと言って我を通す 54年、66年振りに内裏の火事、火元は一条家、孝明天皇も下賀茂神社に避難、桂宮邸に仮御所が作られる
3.旅立ち 55年、延が江戸へ向け出発 ⇒ 途中10月に川崎で地震(安政の大地震) に遭遇
4.ご簾中さま 同年末結婚して美賀子の名を与えられる ⇒ ご簾中(れんちゅう)さま 同じ頃、将軍家定の下へ篤姫が輿入れ
5.妬心 新婚生活は上々のスタートだったが、慶喜が同じ屋根の下に住む幼馴染の姑(慶喜の2代前の正室)と毎夜謡をやっているのを、美賀が怪しんで止めさせようとしたのに慶喜が立腹、美賀の部屋に出入りしなくなったのに失望して首吊り未遂、気鬱で暫く床に臥せる